器材セッティング【動画あり】
こんにちは!
今回はダイビングの器材セッティングについて、
セッティングの仕方を、画像を使って解説します♪
既にダイバーの方も、ダイビングをこれから始めたいと思っている方も参考にしてみてください☺︎
タンクチェック
まずはタンク(シリンダー)のバルブを右側に置き、BCDをタンクの前にセットします
そしてタンクの体圧検査年月日、W(ウェイト)、V(ボリューム)を確認します
タンクにOリングがあるかどうか、ゴミが挟まっていないか確認します
※Oリング(オーリング)=パッキンのようなもの
タンクのバルブを徐々にゆっくり開け、空気の臭いを確認します
腐った臭いがしたらすぐにインストラクターや現地ガイドに伝えましょう
問題なければバルブを閉めます
次にBCDとタンクのセット
BCDを先に寝かせて、その上にタンクを寝かします
BCDとタンクの先端が水平になるように高さを揃え、ネックストラップをかけます
安全ベルトで固定します
バックルにベルトを通す順番が書かれているので、その通りに
最後までベルトを通してしっかり固定します
※バックル式でBCDとタンクのセットが、もっと簡単なBCDもございます。
BCDとタンクを起こし、念のため"ずれない"か確認しましょう
写真にはありませんがBCDの肩を持って、少し持ち上げて揺さぶってみましょう
次にレギュレーターのセットです
レギュレーターを右側に来るようにもちます
写真のヨークスクリューを開けます
タンクに取り付けます
3本の指を使ってヨークスクリューを回して、固定します。
(強く閉めすぎてOリングを傷つけてしまうことを避けるため)
インフレーターのセット
インフレーターホース側のカプラーを手前に引いた状態でインフレーターに差し込みます
取り付けたインフレーターをマジックテープなどでまとめましょう
エアーの確認
次にパージボタンを押しながら徐々にタンクのバルブを開けます
エアーの確認ができたらパージボタンはすぐに離します
パージボタンを押しながらバルブを開ける理由は、空気を徐々にホース類にまわすことで
レギュレーターの損傷を防ぐため。
※パージボタンとはセカンドステージ、オクトパスに付属するボタンのこと
コンソールゲージで空気の量(180bar以上あるか)を確認します
インフレーターの吸気ボタンを押してBCDに空気を送ります。
空気をパンパンまで入れ、手でBCDを触り、
BCDの損傷による空気の抜け漏れがないかを確認します
問題なければ排気ボタンを押して空気を抜いておきましょう
最後にセカンドステージ、オクトパスから空気が来ているか、
それぞれのパージボタンを押して確認します。
ここまでで器材のセッティングは終了しましたが
エントリー(海に入る)までに時間がある場合はタンクのバルブを閉め、
倒れないように器材を寝かせましょう
ダイビング後の、器材の解体方法についての記事も楽しみにお待ちください
今回の器材セッティングの動画はこちら
P.S. 器材セッティングはダイバーとして基本的で、もっとも重要なスキルになります。もちろん初級ライセンスの講習でインストラクターに教えてもらいます。中級ライセンスでは自立したダイバーとして器材セッティングのスキルは当たり前にできるようになりましょう。また日本を含む世界のファンダイビングでは8割がボートダイビングです。現地のレンタル器材の場合であっても、ライセンスをお持ちのダイバーの方は、セッティングをできるように心がけましょう。