ダイビング中に迷子(ロスト)!そんな時のお助けアイテム◎
こんにちは、ダイビングインストラクターのかっきーです◎
ダイビングを始めてそろそろ7年になりますが、ボクはまだダイビング中の大きなトラブルには遭遇していません。
しかしながら明日も安全という保障はどこにもありません!
毎回チェックにチェックを重ねて安全潜水を心がけております◎
ですがどれだけ安全チェックをしてもその隙間を縫うように緊急事態は迫ってくるものです。
今回はダイビング中の迷子(ロスト)の時に役立つ「誰かを呼ぶ」に特化したダイビングのサポートアイテムをいくつか紹介していきます!
ド派手な色や光などで呼ぶ
ダイビング中は声を出せず、水面でも風や波のせいで声が届かないこともしばしば。
そんな時は視覚で訴えることができるサポートアイテムが活躍します◎
①水中ライト
ダイビング中は比較的陸上よりも暗い世界になります。
暗いことで視認できる範囲は限定されてしまいますので、身振り手振りのジェスチャーでは限界があります。
そんな緊急事態に役立つのが水中ライトです。
安全性を求める上で必要なのが「大光量」であることです。
予め緊急時のライトの使い方(クルクル回す、点滅させる等)を決めておき、緊急時にはそのとおりにライトを使い助けを呼ぶという方法ですね◎
水中ライトはカメラやナイトダイビング(夜のダイビング)以外にも活躍の場がたくさんあるので、1本持ってダイビングをするのがより安全潜水に繋がります(^^♪
②シグナルフロート
水中で何かに夢中になっている時、気づいたらひとりぼっち!!なんてこともあるかもしれません。
そんな緊急時は急浮上に注意してゆっくり浮上&浮力を確保して水面で待つ!
基本動作のひとつですが、遠く離れた場所の人に自分の居場所を知らせるためにシグナルフロートを使いましょう◎
メーカーや物により膨らませ方はいくつかパターンがあるので事前に確認することも大切です。
また、このシグナルフロートは水面だけでなく、ダイビング中に水中から打ち上げることも可能。
ドリフトダイビング等でボートを固定せず元の場所に戻らないダイビングの場合、終盤に安全停止をしながらボートのお迎えを待つときに有効ですね◎
大きな音で呼ぶ
光や派手な色を使う以外にもサポートアイテムはあります。その代表格が音を使った物(鳴り物)です。
③リンリンベル
ダイビング中に「ちょっと誰か来て―!!」と呼ぼうにも声が通らず誰にも気づいてもらえない・・・
そんな緊急時はベルの出番です。
軽く振るだけでかなり遠くまでベルの音が響くので、コスパ最強アイテムのひとつです。
ただし鳴らしたくない時にも揺れるだけでやたらとリンリン陸でも水中でもうるさいので、防音バンドを巻いておくことをオススメします(笑)
④ホイッスル
またまたロスト案件で活躍するアイテムです。そのまんま笛です。
残念ながら水中では使えませんが、水面ではかなり大きな音を出すことができます。
ただ単に吹くだけで音が鳴るのでエアーの残圧がない時にでも使用可能です。
⑤アラート
ホイッスル強化版アイテムという感じです。
通常口で咥えて吹くホイッスルとは違い、タンクからの送気の力で爆音を発生させます。
しかも種類によっては水面だけでなくダイビング中も使用可能なものまであります。
ボクも常にBCDの中圧ホースに取り付けています。
難点と言えばエアーの残圧0だと使用不可なことと、動作確認で周囲のダイバー全員がこっちを向く爆音とともに自分の耳がキーンとなることくらいです◎
ボクも何度も自爆しています(笑)
ホイッスルとアラートを取り付けた時はこんなカンジです。
こんな2つも3つも鳴り物をジャラジャラとつける必要はないと思います(笑)
何か一つあればOKくらいの感覚でいいでしょう◎
緊急事態の時に出番が来るアイテムはできれば出番が来ないままダイビングを終了したいものですが、冒頭でも書いた通り緊急事態は僕たちダイバーのスキをついて迫ってきます。
いつ緊急事態に陥っても冷静にかつ確実に事態をより安全な方向に導けるように準備を怠らないようにしましょう!!