ダイビングと船酔いについて~メカニズムから対処法~
今日は船酔いについてお話していきます☆
海洋実習でフィンキックや中性浮力、耳抜き、潜降と浮上…✊
出来る事が増えてきたら嬉しいし、なにより楽しめるダイビングポイント(潜れる場所)も増えてきます🎵
だけど、いくらダイビングスキルを磨いても時々ぶち当たる壁があります。
ゆう、ゴメン
それは「船酔い」...⛴🌊
個人差もあるので、最初からまったく平気な方は問題ないですが、酔いやすい方にとっては、せっかくキレイな海が目の前にあるのに、船や波で酔っちゃうと一目散に陸へ帰りたくなる...😭ツライ!
私も何とかしてあげたい!
ダイビング初心者が知っておくべき船酔いの原因と対策
そもそも、なんで船酔いするのか・・・♪
目で見た景色の情報と、筋肉が動いた体の情報と、三半規管からの速度や前後左右の不規則な揺れの情報を「脳」が処理できず自律神経が乱れることによって発生します👀
船の排気のニオイや、船に乗る直前に脂っこいものお腹いっぱい食べたり、「酔ったらどうしよ…」という不安が酔いに繋がることもあります。
船酔いしないコツ!
①十分な睡眠をとっておく
翌日のダイビングが楽しみでソワソワしても、早く布団に入って寝ましょう!
寝不足や疲れが船酔いの原因になることもあるので体力温存✊
②移動中は船尾に座って、遠くを見る
船首は波をもろに受け大きく揺れるのでNG!一番揺れが少ない場所は船尾です。
三角座りではなく、なるべくイスに座って足を延ばし、お腹を圧迫しないようにしましょう。
そして頭を起こして水平線や遠くの景色を見ます👀
ただ、船尾はエンジンがあるので排気のニオイに注意して場所取りをしましょうね⛴
③船酔いしない!という強い気持ちを持つ
「初めてのボートダイビングで緊張するなー」、「酔うかもしれん…」この気持ちが酔いの引き金になる事もあります💦
ポジティブ思考が大事😉
『昨日はめっちゃ寝たし元気やから大丈夫』、『私が船酔いするわけないやん』この気持ちを持ちましょう✨
あとは、鼻歌歌ったり、バディと楽しいお話をして気を紛らわせるのもオススメです🎵
テンション上げていこー!!
私はこの方法で克服しました🐰
④薬に頼る
薬にもよりますが、乗船の30分前に服用するのがいいです◎
ただ、人によっては強い眠気が起こったりするので注意が必要!あまり頼らないのがいいです。
⑤食べるものに気を付ける
酔いそうだからといって、ごはん抜きは逆効果!
唐揚げやフライを食べたい気持ちもありますが、脂っこいものはなるべく控えて、お腹いっぱいにならないようにしましょう🐷
梅干しとか爽やかな食べ物がいいです🍙
ダイビングのパフォーマンスに及ぼす影響と注意点
船酔いだけではなく、体調が万全ではないと思わぬ事故に繋がりかねません。
気分が悪いと視界が狭くなり、呼吸が乱れ、判断能力が低下してしまうことがあります。
その状態で海に入ると、パニックになったり、冷静でいらないこともあります。
楽しむためには、事前にしっかりと対策することが重要です。
船酔いを和らげる方法~酔ってしまったら~
①スーツのファスナー全開
とりあえず身体の締め付けを開放✨
ウェットスーツは背中と腕、足のファスナーをMAX開けましょう!
ドライスーツは背中のファスナーを開けて首を抜きましょう!
※ドライの場合は波がかかってインナーが濡れないように気を付けて下さいね🐠
②冷たい水をかぶる・飲む
少し気分が良くないな…と思い始めたら、冷たい水をかぶったり、冷えた飲み物を飲みましょう!
痛いと感じるほど冷たい刺激が、自律神経の乱れを抑え、すっきりとした気分を取り戻せます。
氷があれば2~3個程度口に含むのもいいでしょう。
③吐く
ガマンできなくなったら、そっと海へ吐きましょう🌊
くれぐれも船内では吐かないように気を付けて下さいね😊
ポジションはこちらも船尾がオススメです◎
吐いた後は身体の水分が減っているので、水分補給をしましょう🍵
④寝る
転がれる場所があったら横になって、いっそのこと寝てしまいましょう😪
スペースがなかったら、お腹を圧迫しない姿勢でオヤスミナサイ🌟
首元を冷やすと気分もスッキリしますよ!
最後に
船酔いは個人差がありますが、ダイビングをするにあたって「最初に出てくる不安ランキング」上位です🚢
経験を積んで、いろんなシチュエーションに慣れれば克服できますが、その日の体調や海況によっても左右されます😊
もしダイビングに不安があったり、酔ってしまったら、遠慮なく担当のインストラクターにコッソリお知らせくださいね🌟😉
楽にダイビングができるよう、お手伝いをいたします!
近場も沖縄も海外も、90%はボートダイビング🐠⛴✨
コロナも無くなって安心して旅行にいける日まで、楽しみながら近場でスキルアップしましょう🎵
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