内浦ビーチに現る…マトウダイの生態に迫る!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
最近、福岡出張があり美味しいものをいっぱい食べて3㎏は太ったんちゃうかな…と思っている重野です(^^)/
にしても美味しいご飯は世界を救いますね…✨
もう幸せ満点でお腹が終始喜んじゃってました!!!
さて、そんなことは置いといてっと。
今回は前回のブログ『冬の和歌山・おすすめダイビングポイント!』の続編をお送りいたします!
本日のテーマは、ドゥルルルルルルル🥁ダダンっ!!
🐎マトウダイ🐎です!!!
なんだあの魚は!!!!と見ると思ってしまうこの魚を本日は徹底解剖しちゃいます👓
マトウダイってどんな魚?
〇体の中央にある大きな黒い模様が特徴的!
体の大きさは約50㎝程の少し大きめのお魚さんです🐠
もっと大きく成長すると70㎝にもなるそうです!なかなかの迫力ですね😳
体は横からみると大きいですが、前から見るとめちゃくちゃうっすい!!!!
棒のように薄いです…(笑)
正面から見ようと思うとムズカシイ可能性は大🔥
しかし、横っ腹ですぐに見つけることができます😊
横っ腹にはこんなにも分かりやすい大きな黒い斑点が!!
この斑点も実はずっとあるわけではなく、ダイバーが近づきすぎると警戒してこの模様が消えたりするんです!
黒のマークは安心の証かな🤔
〇マトウダイは一人がお好き。
この題名通り、マトウダイは基本的におひとりでいることが多いのです!
え~~~群れてなかったら見つけづらいんじゃないの??と思いがちですが、
そんなことはありません!
マトウダイは50㎝程の大きな体でぬーーーーんと堂々と泳いでいることが多いのでご安心を!🔥
〇馬面なんて言わないで( ^ω^)・・・
マトウダイの名前の由来は前回のブログでも書きましたが、2つの説があります!
まず第一は『馬頭(マトウ)鯛』説-シンプルに顔が馬の頭に似ているから。それだけで名前を付けた人もすごいですけどね。。
そして第二の説は『的(マト)鯛』説-先程もお話したように横っ腹にある大きな黒い模様が的のように見えたからだとか。。
どうやらこのマトウダイは普通に見た目の特徴からお名前が付いたようです!!
また、海外ではこのマトウダイ。なんと高級魚として扱われています!
洋食でよく使われたりするんだとか🥄
その名も『サン・ピエール』
フランスではこう呼ばれているんですって!!
急にめちゃくちゃカッコイイ(*_*)でも、ちょっとピエール感もわかる気がします😂
ちなみに僕もお刺身でいただいたことがありますが、さっぱりした感じでとても美味でした😚
マトウダイは深海魚
〇深海魚ってな~に?
まず、私たちがダイビングで遊びに行くことができる水深は最大でも40mですが、大きな海にはもっともっと深い所がたくさんあります。なんと地球で一番深い所は10,000mを超えるところも!距離にして10㎞!僕たちには想像もできない水深ですよね(>_<)
水深200m以深を海界では『深海』と言います。
そしてその深海と呼ばれる水深にももちろん色んな生き物が住んでいます!
この200m以深で生活をしているお魚さんが『深海魚』と呼ばれています。
今回取り上げているマトウダイも普段は深~い深海で生活しています。
〇マトウダイはいつも水深何mで生活しているの?
普段は水深100~400mの泥が多い場所を好んで生活しています。
深くて暗くて、ドロドロしたところが好きなんですね…
暗いのはいいけどドロドロはイヤだなぁ( ^ω^)・・・
ダイビングでマトウダイが見ることができる秘密。
マトウダイは深海魚です。なのになぜ水深40mまでのダイビングで見ることができるのでしょうか?
不思議ですね~~~~🔍気になるよね~~~🔍
その答えはズバリ!
〇産卵のため!!
理由はシンプル is ベスト✨
マトウダイは冬~春にかけて卵を産むためにダイバーが潜ることができる浅場にあがってきます。
そして、卵はどこに産むかと申しますと…
僕のイメージでは岩に張り付けるように産んだり、
イソギンチャクの中で産卵したり、
何かにくっつけるようにして卵を産む魚が多い気がしているのですが
マトウダイはなんと。
大きな大きな広ーい砂地に産み落としていきます😲
基本的に見つかりにくい場所に産み落とすことが多いですが、
マトウダイはなんと大胆な!!
いや、逆に広い広い砂地の方が見つかりにくかったりするのかもしれませんね(*^^*)
マトウダイのココがおもしろい!
〇ご飯の食べ方がオモシロすぎる!〇
マトウダイの補色シーンはとてもとてもレアなもの。
たくさんの写真家が捕食シーンの写真を募るほどのレアシーンです。
それほどみられるのはレアなのですが、
なぜそれほど人気なのでしょうか?
それは…簡単に言うと…
顎が外れて口が伸びるのです!!!(笑)
ぜひ、YouTubeなので調べてみてください!!
かなりレアなので僕も写真を持っておりません・・・💦
しかし!!!水中でマトウダイが魚を追いかけていたりすると
もう「もしや食べるのか!??」ともうガン見です👀
もしか、もしかすると超レアケースに遭遇できるかもしれないので
マトウダイと出会ったときにはぜひガン見しておいてください!!!
最後に・・・
マトウダイは和歌山近海では12月~3月のこの時期にしか見ることができません!!
水中での風物詩といっても過言ではないでしょう!
魚に興味がなくとも、深海魚と言われると
ちょぴっとだけ見てみたくなっちゃったり…しませんか?( ̄ー ̄)ニヤリ
ぜひ、僕のおすすめ深海魚を一緒に見に行きましょう✨
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