ダイビングスーツの選び方 ドライスーツ編
こんにちは^_^
9月になりましたが、まだまだ水中は暖かいのでスキューバダイビングはトップシーズン中ですが、 今日はみなさんダイビングするにあたっての必須器材のスーツについて。
どのようなスーツを選べばいいのか、これからの時期使用するドライスーツについて、ダイビングインストラクターの高野が説明していきます。
ダイビングスーツは2種類
スキューバダイビングは季節に応じてウェットスーツとドライスーツの2種類のスーツを使い分けています。
ウエットスーツはインナーに水着を着て、スーツと体の間に水が入って来て、体温でその水を温めて体を保温するのに対して、 ドライスーツは、体を濡れないドライな状態に保ってくれるスーツです。
インナーに服を着ており、首と手首部分がしっかりとシールされており、 水がドライスーツ内に浸水して来ないようになっており、体が濡れる事がないので、しっかりとした保温を生み出します。
また体が濡れないので疲労感もウエットスーツよりも軽減されます。
ドライスーツを着る時期
人により多少の差はありますが、おおよそ水温が22℃以下になればドライスーツがおすすめです。
季節でいうと、大阪から近い和歌山や日本海などでは10月下旬〜6月中旬くらいまでがドライスーツシーズンになります。
また沖縄などでは12月〜3月下旬くらいまではドライシーズンになります。
つまり近場でのダイビングでは、ウエットスーツよりもドライスーツの方が使用頻度は高くなります。
ドライスーツのメリット
濡れないのが最大のメリットになります。 またスーツの中に着るインナーを選ぶ事で温かさの調整ができますので、温かく潜れるのがドライスーツのメリットです。
ドライスーツのタイプ
ドライスーツといっても種類もいろいろあります。
ネオプレーンタイプ
一番一般的なドライスーツになります。 ウェットスーツと同じ気泡が含まれたネオプレーンゴムでできており、表面は浸水しない性質のポリエステルやナイロン素材が使われています。 生地自体が伸縮性があり、水中でも動きやすく保温性が高いのでインナーが少なくても温かく過ごせます。
日本で使用されているドライスーツの8割はネオプレーンタイプのものです(^^♪
シェルタイプ
伸縮性のないファブリック素材が使われており、生地自体も薄く浮力がないので、 ネオプレーンに比べると浮力変化ぎほとんど発生しないので、中性浮力がとりやすいです。 ただ逆にスーツ自体の保温性はほとんどなく、中にいるインナーに厚手の服を着たり、 服を何枚重ねにも着てしっかりと保温をしなければいけません。
またスーツ内の空気が圧縮されるスクイズがきつめにかかるので、ネオプレーンのスーツに比べると、 水中での空気の給気の操作を多めに行わなければいけません。
ラジアルタイプ
ジャージ表面に耐水性、耐摩耗性に優れたラジアルコーティングがされた生地を使用しているので、耐久性に優れています。 また水切れが良いのも特徴で、気化熱を奪われにくく、保温性が高くなっております。
何を基準にドライスーツを選ぶか
ではドライスーツはどう選べばいいのかを説明していきます。
素材でえらぶ
ネオプレーンタイプは、体にフィットしやすく、
伸縮性があり水中でも動きやすいので、一般的にはおすすめです。
カラーバリエーションも豊富でオリジナルカラーのドライスーツを作る事が可能です。
またシェルタイプのドライスーツは水圧による変化がない生地のため、テクニカルダイビングや大深度潜水にも有効です。
またファスナーが前についているので1人でのスーツの着脱が可能です。
ラジアルタイプは水切れがよく、保温力が高く、耐久性が強いのが特徴です。
値段はネオプレーンに比べても少しお高めではありますが、、、、
首回りや手首のフィット感
ドライスーツは水が入ってこないように、
首回りや手首回りはしっかりとフィットしていなければいけません。
これがあっていないと水が浸水して、全く保温できなくなってしまいます。
また逆にきつ過ぎると苦しくて、船酔いがしやすくなったり、気分が悪くなったりしてきますので、
ドライスーツを購入する時は必ずサイズオーダーがおすすめです!!
ファスナーポジション
一般的なドライスーツは背中にファスナーがついています。開口部が大きく脱ぎ着がしやすいものがおすすめです。
ファスナーの開閉はバディに手伝ってもらうのが一般的です。 ですが、最近はネオプレーンもものでも前にファスナーがついているものもあります。 以上のように色々な選ぶポイントがありますが、
何がいいのかなぁと思った方は通っているダイビングショップのスタッフに相談してみるのが1番です^_^
ダイビングはこれからの季節がプランクトンも減ってきて、透明度が上がってきますので、 ダイバーにとってのベストシーズンになってきます。 また冬にしか見れない生物も出てきたり、冬場にしか潜れないダイビングポイントなんかもあります。
是非みなさんもドライスーツを携えて夏以降のダイビングを楽しみにいきましょう^_^
これを読んで冬でもダイビングできるのかって思われた方は是非一度お問い合わせください(=゚ω゚)ノ
ダイビングスクール アズール心斎橋店では随時無料説明会を開催しております。